言葉が尽きる所に

upYoug Bull

絵は言葉が有りません。音楽も言葉の無いアートでしょう。ポップソングは言葉と音楽の融合ですが。ショパン、ドビュッシーの音楽も言葉を必要としていません。
上の絵は、有名なアメリカの画家、ワイエス(Andrew Wyeth)の「若い牛」という絵です。
ワイエスの絵は全部好きですが、この「若い牛」と題した絵は特に好きです。何か伝わってきませんか?
言葉ではっきり表現できませんが、何かを。
牛は牛であり続ける、牛として産まれてしまった、生きている、命がある、何も飾らず、何も言わない、などなど。

フランスの作曲家ドビュッシーは、言葉で表現できなくなった時に音楽が始まる、言ったそうです。絵も同じですね。この田舎の牛を見ると、自分の中に感情が湧き上がります。牛君、君はそのままの君でいい、元気で暮らせよ、と言いたくなります。ワイエスは写実派の画家で、故郷の村を一歩も出ることがなかった、そうです。故郷、自然、そこに暮らす命を愛していたのでしょう。本物の絵ですね。

ヘルマン・ヘッセの言葉:
● 詩は音楽にならなかった言葉であり、音楽は言葉にならなかった詩である。

ジョン・レノンの言葉:
●誰でも非凡な才能を持っているし、すべての人が美しいんだ。自分がいったい何者なのか、誰かに指摘してもらう必要のある人間なんて一人もいない。あなたは、そのままであなたなのだ。You’re all geniuses and you’re all beautiful. You don’t need anybody to tell you who you are or what you are. You are what you are.